幸福を見つけた
──どこ──に?──
どこ──で?────
太陽の血潮をのみ込む
おまえの口の前
蛹を脱した記憶の
腕の中
命に重さを授け続ける
私の肥沃な足もと、に
一瞬──────
──────の間
に
私は触れたのだ
自らがまだ
幼く恥知らずだった頃の
故郷の光線に
そこには歌があった
静けさと風があった
ぼろぼろになった靴があった
#無垢の遺灰
#詩