僕をキチガイにしておくれ
冬の道路に放り出して
皮のひん剥けた千鳥足のままに
タンゴを
ああ、君は考えたことがあるだろうか
これまでどれだけの思惑が、僕らの精神を粉々にしてきたか
手を貸してくれ!
行き場をなくした時の涙が
磔にされた眼球の上で凍ってしまうよりもまえに
#無垢の遺灰
#詩